関西でも屈指の紅葉スポット“談山神社”を訪ねた。
生憎の小雨降る天候であったが、相変わらず観光客は多い。
自宅からは来るまでおよそ2時間であった。
談山神社は大化改新の中心人物の藤原鎌足を祀る神社である。
蘇我蝦夷、入鹿の親子を討伐し、政治を改革しようとした中大兄皇子(後の天智天皇)と中臣鎌足(後の藤原鎌足)が西暦645年の5月に藤の咲き乱れる多武峰に登って「大化の改新」の談合を行ったことから、神社の社号の起こりとなった。
本殿・拝殿などの華麗な社殿や日本唯一の木造十三重塔とともに、春の桜、夏の蝉時雨、秋の紅葉、冬の雪景色など四季通じて楽しめるところである。
この日の訪問は、「紅葉の見頃」という情報を得て訪問したわけであるが、実際はまだ紅葉のベストには少し早かったかなと感じている。
今年の紅葉の見頃は判断するのが難しい。
太陽の強い光線を受けて輝く紅葉を逆光で仰ぎ見るのが好きであるが、今日の紅葉はしっとりとしたまた違った味わいである。