今日は予定では高野山へ紅葉撮影に行く予定をしていた。
結果的には、午後から家を出て、生石高原へ立っていた。
車で1時間半ほどで到着できるのだ。
生石高原への道は、狭くて右へ左へと曲がりながら登っていく。
到着したのは、3時過ぎ、ススキの波が太陽に輝いて揺れていた。
とにかく頂上まで登ってみることにする。
緩やかな登りを5分ほどで到着できるであろうか…。
そこからの眺めは見事であった。
はるか先には、和歌山の湯浅あたりであろうか、海面に太陽が反射して輝いていた。
逆光に輝くススキが風に揺れて、眩しいばかりである。
今日は天気もよく太陽が照り付けているのに、風が冷たく感じた。
太陽も段々と傾き、一段とススキを輝かしている。
この日はあと10分ほどで太陽が沈むという時間になって、沈む夕陽を見届けることなく生石高原を後にした。
絶対に、太陽が海面に沈む瞬間をカメラに収めたかったに違いないであろうが…。